猫がキャットフードをカリカリと食べている姿は、なんとも言えないくらいカワイイものですよね。
中には、カリカリのキャットフードは苦手だ、という猫もいるらしいのですがカリカリのキャットフードを食べることで猫の歯の健康にも良いんですよ。
猫がキャットフードを美味しそうに食べている姿を見て「ちょっと食べてみようかな」なんて思ったことはありませんか？
かつおぶしなどのとても美味しい香りがするから人間が食べても美味しいんじゃないか、と思って食べてみると…決して美味しくはないんですね。

味は、キャットフードを作っている企業やメーカーによって違いがあるのですがスッパイ味のするキャットフードもありますし私たちが食べても美味しいんじゃないかと思ってしまうほど香ばしいキャットフードもあるんです。
私たち人間には、「甘味・旨味・苦味・酸味・塩味」といった５つの味覚があるのですが猫たちは私たち人間とは味を感じる強さにも違いがありますし塩味を感じくいことや酸味が苦手なことなどいろいろな味覚の違いがあるのです。
私たち人間と猫の味覚の違いの中で最も違う部分はなんだと思いますか？
実は、「甘味」を猫は感じることがないんですよ。

糖分というのは、植物に多く含まれているものなのですが猫は、かつては肉食で生肉を食べていましたから糖分がほとんど含まれていない生肉を食べていた猫にとって甘味を感じることは必要ないものだとされていたんです。
ですから、猫の舌は人間の舌とは違って甘味を感じるための細胞が退化してしまったのです。
ケーキなどを人間が食べていると「ちょっとちょうだい」といった感じでニオイを嗅いできますしケーキなどの甘いものを食べる猫もいるのですが甘味は感じていないということなんですよね。

ただ、猫もお魚やお肉の甘味は大好きなんです。
もし、カリカリのキャットフードが苦手な猫がいるとしたらお肉やお魚を煮込んだスープをキャットフードに少し混ぜてあげると美味しく食べてくれるようになるかもしれませんよ。